自色と多色

石に色がつく仕組みには、

自色と多色があります。

自色は鉱物を構成している成分に

よって発色しているもの。

色の濃淡はあっても、色は一色になります。

マラカイトやペリドットが自色です。

 

多色は不純物が入って発色するものです。

色相の幅が広くなり、

不純物によってそれぞれ宝石名が変わります。

ベリルを例にすると

クロムが入ると、エメラルド

鉄が入るとアクアマリン、

マンガンが入ると、モルガナイト

不純物の入らない純粋なものは

ゴッシェナイトになります。